TOYO KITCHEN STYLE
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TITLE:スタルクのメゾン・ド・オブジェでのインタビュー
2010年 02月 6日

メゾン・ド・オブジェでのXO社のブースで新製品「ミミン」の展示を期に、スタルクがインタビューを受けている様子がYoutubeに上がってます。





インタビューはフランス語で、英語の字幕が付いていますが、自分なりの日本語の訳を以下に付けておきましたので、興味のある方は読んでみて下さい。

えっっ、日本語訳の方が分かりにくいって、、はい、、そこまで分かる方は英語の字幕ほうを見て下さいね(笑)

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質問は「我々に何が欠けているのか?」
そして私は、他にその質問を問いかけていたので既に自分自身で
答えられると思っています。
それぞれの行動にはその時間があり、それぞれの時間にはその
行動があります。
だから我々は、それにふさわしい行動を創造しなければなりません。
すなわち、予定より早く、人々が本当に必要としている行動、
我々全てが本当に必要としている行動ということです。
それが、私が現代のデザインについて非常にたくさんのことを
自問自答する理由です。
現代のデザインは、私たちが直面している全ての優先事項、挑戦、
驚くべき緊急事態に、十分知的に、十分強く、十分迅速に対応
できるのでしょうか?
結局、どんな行動をとれば?
我々は決して忘れてはなりません。あらゆる行動、あらゆる
プロジェクト、あらゆる物体は、壮大な変化の歴史の、偉大な
イメージの一部であると考えられなければならないことを。
40億年前にはバクテリアがいました。その後に魚、かえる、
サル、偉大な類人猿。そして、40億年後、太陽が爆発し、
我々が崩壊した時、全ては消滅するでしょう。
全ての人類の行動は、この進化のスピードに貢献しているに
違いありません。
文明のスピードと質をコントロールする為に今まで何十億もの
人間が行ってきたこの並外れた仕事を続けるため、今、
我々に何が欠けているのか?
それは行動?実態のない行動?
それは残念ながらプロジェクトと物体に姿を変える行動?
物質を作り出すことはいつも、過ちの入り口であることを
覚えていなくてはなりません。
何よりも、それが重要な本当の行動。
今日、許容できるであろう唯一の物体は、他が失ってしまった
非常に強い政治的表現、兆しは見えないが新しい経済の現実、
現時点では少しファッショナブルなのでいくつか出てくるかも
しれないエコロジーの現実、又は、新しいセクシャルアイデン
ティティー(性同一性)を持った物体なのでしょう。
今日、私はそのようなものを何も見ません。
しかし、それは、すべきではないものは何もないという事では
ありません。 それを再発明する必要はないという事です。
我々は、再び熱くならなければなりません。
我々の前には、創造の新しい価値や新しい方法をもたらす、
新しいテリトリーがあります。並外れた豊かな土地の前に
我々はいます。しかしそれは我々が思っているものではあり
ません。今日我々が持っているものでもありません。
だから私は自分自身に繰り返し問いかけます。
我々に、何が本当に欠けているのか?
///////////////////////////
デザインとは哲学なのでしょうか??

投稿者 nabe : 21:39 | コメント (0) | トラックバック(0)

TITLE:スタルク & カリム・ラシッド at「 XO」
2010年 02月 5日

 フィリップ・スタルクとカリム・ラシッドがXO社のブースを訪れた時の写真をXO社が送ってくれました。

 まず フィリップ・スタルク



 さすが渋い














 続いてカリム・ラシッド



 ビンクのスーツが凄い


投稿者 nabe : 15:52 | トラックバック(0)

TITLE:マルセルワンダーズとパカラ
2010年 02月 4日


 今年のバカラはマルセル・ワンダーズとのコラボレーションでのプレゼンテーションでした。 (ちなみに、昨年はハイメ・アジョン)
















 バカラ・ブースの全景です。

 中央に並べて置いてあるのが,今回のマルセル・ワンダーズの作品です。

 昨年のハイメに比べるとちょっと大人しい感じはしましたが、足の一部に下の写真のようなマルセル・ワンダーズのデザイナー・アイコンがありました。




 デザイナーも作品だけで主張するのではなく、他の方法でもデザイナーのアイデンティティーを外に向かって表現する時代と言われています。ハイメは山高帽を被って、ステッキを持った自身の写真を常に露出してます。マルセル・ワンダーズはデザイナーそのものをアイコン化するというのは、まさに画期的な発想だと思いました。


 クリスタルの他に、動物をスメージしたキャンドル・スタンドも発表されていました。

 クリスタルより、こっちの方がマルセル・ワンダーズらしいと思いました。


投稿者 nabe : 15:20 | コメント (0) | トラックバック(0)

TITLE:ハイメ・アジョンの箸置き
2010年 02月 3日

 リアドロからハイメ・アジョンの熊さんの置物というか、展示は箸置きになってたので、箸置きなのかもしれないけど、ともかくカワイイ
(ちょっとメディコムのベアブリックに似てるけど、どちらが先なのかは知らない)


 同じ熊で、ガラスのドームの中に入った置物も展示してあった。

 このハイメ・アジョンの熊、最後の日に行ったポンビドーセンターのミュージアム・ショップにも販売されていたので、ヨーロッパでは結構有名なモチーフのようです。



投稿者 nabe : 12:52 | コメント (0) | トラックバック(0)

TITLE:インナーモストからウイニールイの新作が登場
2010年 01月 31日

 インナーモスト社からイゾラ・リニアのプレゼンテーションで使用した照明のデザイナー「ウィニー・ルイ」の新作が発表されていました



 今まで見た事がない有機的なフォルムの照明器具です

 ここまでアバンキャルドなデザインが日本で受け入れられるかどうかはちょっと分からないと思いましたが、でも個人的には凄く好きなので、秋の東京デザイン・ウィークには皆さんに見て頂けるようにします。

 実際の現物を見て頂いて、いろいろな意見を頂戴したいと思います。



 ちなみに、イゾラ・リニアで使用したウィニー・ルイの照明は左の写真です。

 今回の新作の照明と両方を見ると、彼女がアクセサリー・デザインから始まったということが良く理解出来ます。

 新しい潮流のデザインは、同じストリームの延長線上からはなかなか生まれにくいということかもしれませんね。

 まったく分野が違うアクセサリーのデザインの発想があるから生まれた照明デザインのような気がしました。


 インナー・モスト社からはこなん新作も展示されていました。

 少し「和」のテーストのような気がしました。












 また話は全然変わるのですが、いま話題の映画「アバター」を見てきました。iMAXの3Dが一番迫力があるという話だったので、予約をして見に行きました。


 あんなに面白くて、あんなに疲れる映画は始めてです。

 ジェームス・キャメロン、、凄い監督ですね。

 あと、この映画で驚いたのは実写とCGの視覚的な差を感じなかったことです。何処までが実写で、どこまでがCGなのか、区別はまるで出来ませんでした。CGの進化は想像以上に進んでいるようですね。

投稿者 nabe : 08:30 | コメント (0) | トラックバック(0)

TITLE:バルセロナ・デザインの新作
2010年 01月 30日

 今回のパリ出張の二番目の目的はパリで開催された「メゾン・ド・オブジェ」の視察ですが、実は一番の目的ではありません。一番の目的は何かという事ですが、いまはちょっと秘密です。恐らく5月頃には皆さんお話し出来るとは思いますが、その時のお楽しみということで・・

 この「メゾン・ド・オブジェ」は家具とインテリアのフェアーで、日本からも沢山のバイヤーが訪れます。このフェアーがサローネと決定的に違うのは、対象がプロのバイヤーなので、サローネのようなお祭り騒ぎがないことかなぁぁ つまりとても地味で、サローネをイメージして行くと期待は完全に裏切られる事になります。

 トーヨーキッチンが日本での総代理店をつとめている「バルセロナ・デザイン」もこのフェアーに出展していて、新作が展示されていたのでそれをまず紹介します



 ラウンジ・チェアーとオットマンです。

 デザイナーは勿論ハイメ・アジョン。

 


 ハイメにしては、ちょっとシンブルで、悪く言うと「遊び」がないなぁぁと思って見てましたが、担当の営業に聞くと、実はこのチェアーは「カラー」で遊ぶのだそうです。

 実際に赤のチェアーも展示されてました。

 鮮やかな赤で、美しいのだけど、日本の建築家でここまで大胆な色使いをこなす人がいるのだろうかと思いました。

 でも、、美しい

 サローネでは、グリーンのバージョンも発表するそうで、ぜひ見てみたいものです。

 このラウンジ・チェアー、今年の秋の東京のデザイン・ウィークに東京ショールームにお目見えする予定なので、ぜひ楽しみにしていて下さい。



 新作のラウンジ・チェアーに座ってご満悦の私です

 座り心地もかなりいい。








 新作ではないのですが、こんなんも展示されていました。











 話は完全に余談になるのですが、Apple社からiPadが発表になりました。いよいよメディアはモバイルの時代に本格的に突入しつつあります。韓国でも、今回のパリでも、香港でも、このモバイルの時代に対応するように、ホテルや空港、展示会場のようなパブリック・スペースにはWi-Fiの環境がかなり充実しつつあります。FreeWi-Fiも当たり前になりつつあって、もう殆ど社会のインフラ化しつつあるような気がしています。パリでの定宿でも、前回まではパスワードがないとホテルが用意するWi-Fiには繋がらなかったのですが、今回行くとパスワードも何もまったくなしで、ホテルに入った途端に会社からの電子メールが滝のようにi-Phoneに注ぎこまれてきて、ちょっと驚きました。
 振り返って、日本はどうかというと、このWi-Fi環境は世界に較べて著しく遅れているとしか言いようがありません。これから本格に迎えつつあるモバイル・メディアの時代に、その基礎的なインフラでもあるWi-Fi環境がこれだけ遅れているのはどういう訳なんだろうと、イーチョン空港を見て感じた日本の航空行政への疑問と同じような疑問を感じました。
 

投稿者 nabe : 11:00 | コメント (0) | トラックバック(0)

TITLE:「メゾン・ド・オブジェ」の落とし物
2007年 09月 24日

 本当に落とした物じゃなくて、今回の「メゾン・ド・オブジェ」の会場でちょっと気になった物たちです。

 木製のユーズド加工をした飛行機を発見

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 この木製の飛行機は本当に古い物ではなく、新しく制作したものを、ユーズト加工というか、ビンテージ加工というか、わざわざ古く見せる為の加工がされている。真新しい塗装をされた木製の飛行機ならあまり魅力もなく、見向きもしないけど、こうやって古く見せる加工をすることで、なんとも言えない美しさを感じる。欲しくなってくる。

 このブースには、色や、形を変えて、ビンテージ加工をした飛行機が並んでいた。古く見せるという商品は、前回の椅子でも紹介したよう、これ以外にも多くのブースで見られた。ビンテージ加工された商品というのは、去年あたりから「メゾン・ド・オブジェ」で少しずつ増えてきているような気がするし、そのビンテージ加工の技術も、僅か1年だけみても、かなり洗練されてきたような気がする。もともと、アンティークのリメイクの職人が多数いるユーロッパだから出来るのかもしれない。

 大量生産品の生産拠点が、先進国から発展途上国に移る過程で、一般的な工業生産品の価格が大幅に下がることで、ひと昔前は一部の人しか保有出来なかった製品が、誰もが持てる時代になってきました。これによって、工業製品の相対的な価値観というのは、この価格の下落に伴って薄れてきていると思います。端的に言えば「保有する喜び」もたらす物が一般的な工業製品では少なくなりつつあるのではないでしょうか。

 では、消費者は何に保有する「喜び」を見つける事が出来るのか、これがこれからのマーケッティングのキーワードではないとか思います。

 今回の「メゾン・ド・オブジェ」で取り上げたものは、今回のユーズド加工された商品であったり、製品そのものに計算されない偶然性を感じさせるものであったり、はたまたアートに近いものであったり、、大量に供給されている工業製品の対極にあるものではないでしょうか?
 これからの成熟した消費者は、こういった物に大きな興味を示してくるのではないかと思っています。


 前回も書いたけど、世界的な富裕層マーケットの増大を受けて、ガーデン・ファニチュアーだけの専用館が設けられていた。ガーデン・ファニチュアといっても、日本のDIYショップで見られるようなチープな商品ではなく、チーク材等の本格的な素材と、パトリシァ・ウルキォラのような本格的なデザイナーを起用しての、かなり高額な商品ばかりで驚いた。

 写真は、あるブースの天井から吊るされて風で揺れ動く銀色の魚の風船。まるで群れをなして泳ぐ魚群のようで、ディスプレーとして少し感銘を受けた。

 揺れ動くシャチ


投稿者 nabe : 13:28 | コメント (0) | トラックバック(0)

TITLE:メゾン・ド・オブジェ(7)
2007年 03月 7日

 メゾン・ド・オブジェも7回目となりました。今回で最後です。

 継続して読んでくれた皆さんに感謝します。

 今回は、パリの市内を散策しながら、ちょっと興味を持ったものを中心に書きます。勿論ですが、これからのインテリアやデザインを語るときに、ちょっとだけ参考になると私が思ったものばかりです。

 パリは美しい街で、それは単に表通りや、壮大な歴史的建造物が美しいだけでなく、ちょっと入り込んだ路地がはっとするほど美しい通だったり、曲がりくねった道が突然に開けて美しい景色が目の前に現れるという驚きがある街です。



  サントノーレの近くの「Dior」の横の路地です。両側にはお店が並び、お洒落なレストランもあります。このレストランで食べた「チキン・ソテー」は美味しかった。

       サントノーレと言えば、言わずと知れた「ヘルメス本店」があります。入ると殆どのお客が日本人かアジア人で、ちょっと驚きます。
 右の写真はエルメス本店のウィンドウ・ディスプレー。カラフルなクッションは、中近東かアフリカの匂いのするビーズ細工で埋め尽くされています。

 美しい!!



 左の写真は世界的に有名なセレクト・ショップ、マレ地区の「レクレルール」の外観と、下の写真はそのショップのウィンドウに飾ってあったバッグです。カラフルな色使いと、このバッグもアフリカの匂いがしませんか?



   余談ですが、あまりにも有名な「レクレルール」ですが、一部の服好きは除いて、意外と一般には知られていません。日本でもセレクト・ショップが全盛ですが、この「レクレルール」は日本のショップ・オーナーもそのセレクションは必ず参考にすると言われています。昨年には南青山にも東京店が出来たので、服に興味がある人だけでなく、インテリアに興味がある人も必ず見て欲しいショップです。


 ファションはかなり以前から、装飾性が高かったり、色使いが多様化してたり、また、最近では量産できないような、ハンド・メイド感のあるものも数多く登場してきています。いわゆる一世を風靡した「ミニマル」な服は殆ど見ることはなくなりました。          
                    


 最後の写真は、パリに行くと必ず訪れる「カルチェ財団の美術館」のエントランスに聳え立つ、カラフルなモザイクタイルで埋め尽くされた鉢植えです。ガラスの外壁からこれを見ると、また格別の美しさを感じます。この美術館はとても不思議な美術館で、アートという概念を大きく広げてくれます。それこそ、日本の「MANGA」とか、渋谷のストリート・ファションまでアートとして捉える鷹揚さがとても愉快です。


 訪れたときは、高圧線に引っかかった巨大な鷹が、羽根を動かして、高圧線触れる度に、弦を引くような音を発するだけの映画とか、地下では日本の電車、恐らく山手線をイメージしていると思うのですが、その中の光景が延々と続くアニメとか、、ともかく意表を突きます。


 インテリア・デザインも、ヨーロッパでは今回の「メゾン・ド・オブジェ」でも紹介したように、トレンドは明らかに「ウォーム・テースト」の真っ只中に入りつつあります。 インテリアだけでなく、建築そのものも安藤忠雄的な無機質でシンプルなものから、もう少し装飾性の多い建築デザインに変わりつつあると思います。

 振り返って、日本はどうかというと、まだまだ「ミニマル・デザイン」の真っ只中にあるようです。しかし、キッチンにシャンデリアを飾る人が多くなってきたりしているように、これから日本の住宅やインテリアも「ウォーム・テースト」に向かって大きく舵を切ると考えています。

投稿者 nabe : 12:50 | コメント (0) | トラックバック(0)

TITLE:メゾン・ド・オブジェ(6)
2007年 02月 27日

市内編が続きます。

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 「メゾン・ド・バカラ」って、結構行ったことがある人が少ないのですが、パリでの私のお奨めスポットです。フィリップ・スタルクのデザインとデッィレクションで3年前にパリ市内に誕生した、まさしく「バカラの館」。


 最近のシャンデリア・ブームを背景に、ここ何年間はバカラは建築家やデザイナーとのコラボレーションを続けていますが、この「メゾン・ド・バカラ」はその集大成とも言えるものです。 ガラスとかシャンデリアがこれからのインテリアにどう影響をしていくのかという、スタルクなりのビジュアル・プレゼンテーションで、とても興味深い。 オープンした年に見たのですが、ちょっとしたカルチャー・ショックを感じるほど衝撃的でした。


 一階のエントランスに置いてある、鏡から突き出したクリスタルの腕と半分水に漬かったシャンデリアに出迎えられ、

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最初の部屋が長い、一枚のガラス・テーブルの上にバカラ製品が展示されていて、その上に吊るされたシャンデリアが弧を描いて回転している。ガラスのテーブルからは星のように光が漏れている。ガラスの家具も印象的だ。

 アクセサリーの部屋を過ぎると回廊になり、その回廊の途中にあるトイレは、色付きのシャンデリアに飾られた不思議な空間だ。

 階段の上り口には、巨大なガラスの脚を持った椅子とオットマンが置いてある。椅子の高さは恐らく3メートル以上で、一瞬スケール感で眩暈がしそうだ。

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  巨大な椅子を横目に見ながら二階に上がると、そこは有料の「パカラ・ミュージアム」と右手にはレストランがある。

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 ミュージアムに入って最初に目にするのは、天井に向かってそそり立っているクリスタル・タワー


 圧巻は、2階のキャンバスのテントの部屋だ。天井いっぱいから吊るされたテントには、まるで現代のフレスコ画を彷彿させるように極彩色で彩られている。 ここは写真には撮れなかったが、凄い空間なので、一度ご自分で確認してください。

 最後が大広間、、パーティーやプレゼンテーション・スペースとして使用されているということだが、いかにもフランス的で豪華なスペースだ。

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 クリスタルとかガラスは確実に日本人の生活空間に入り込みつつある。その仕掛け人は貴方ではないかと言われそうだが、確かに日本の住空間にこういったトレンドを早い時期に持ち込んだのは私だが、これは私が持ち込まなくても、ヨーロッパでの「メゾン・ド・バカラ」のような空間を見る限りは、このトレンドが日本でももっと広範囲に広がるに違いないと考えている

投稿者 nabe : 14:27 | コメント (0) | トラックバック(0)

TITLE:メゾン・ド・オブジェ(5)
2007年 02月 17日

会場を後にして、今日は市内のアンティーク・ショップを見て廻りましょう。

アンティークといっても、日本で普通に見るアンティークはユースト家具に近いものとか、ビンテージ家具のようなものでが多いが、パリには本当の意味でのアンティーク家具、職人芸の極めのようなアンティーク、アートに近いアンティークを扱っている店が沢山ある。

さすが、世界のお金持ちが集まるバリだけあって、そのレベルは想像を絶する。ミラノでも、コモでも、フレンチェでも、好きなのでアンティークは良く見て廻るのだが、バリのアンティーク・ショップのレベルは飛びぬけていると思う。

今回もパリで凄いアンティーク家具に出会った。

写真(上)
17世紀の家具、扉は全て象牙の象嵌、その細工が素晴らしい。扉を開けると細かい引き出しが一面にあり、その引き出しの扉も全て象牙の象嵌なのには驚いた。ちなみに、価格F6000万だそうだ。あまりに美しいので一瞬買おうと思ったが、価格を聞いて速攻で諦めた。

写真(左)
脚の細工が美しい椅子、少し土の匂いがして、個人的には好きなアンティークだ。座面の布は最近張ったものだという話だが、これも調和が取れていて美しい。年代は同じく17世紀

アンティークだけど、少しだけコレクションしている。農村で使われてたような、土っぽいのが好きで、南青山のショールームの地下にも数点展示してあるので、機会があったらみて下さい。

お断り、私はアンティークは好きだけど、あくまで素人なので、今日の日記は私の独断と偏見なので、その点はご容赦下さい。

投稿者 nabe : 10:02 | コメント (0) | トラックバック(0)

TITLE:メゾン・ド・オブジェ(4)
2007年 02月 12日

メゾン・ド・オブジェの日記も今日で4回目です。

今日は、少し商売を外れて、会場で気になったものを3点紹介します。

写真(下)
LLADROの陶器製の人形。普通のものと違って、これはかなり精巧に職人の手が入っている。テーマも「Re.DECO」、、アンティーク・マイセン・ドールの現代版ともいえる出来栄え。ヨーロッパにはまだこういった職人が残っているんですね!!

写真(左)
スワロフスキーの「とかげ」の骨格フィギュアー。美しい。ファションでもそうだけど、インテリアにも光物が次第に入りこみつつある。

写真(右)
個人的に気に入った椅子。サテンの生地とクラシカルなイメージが美しくマッチしている。ベースはクラシックなんだけど、妙に時代感が表現されてモダンなイメージが不思議な雰囲気をかもしだす。チークの床とスタッコの壁の直線的な回廊の先に、一つだけこの椅子が置いてありダウンライトで照らされているという、、、そんなイメージ。または、玄関をわざわざ狭めで長いL型にして、玄関を開けるとこの椅子が一つ目に飛び込んでくるとか、、そんなイメージかな

次回は、いよいよ会場を離れて「メゾン・ド・オブジエ 市内編」に移ります。市内も面白いですよ。

投稿者 nabe : 13:40 | コメント (0) | トラックバック(0)

TITLE:メゾン・ド・オブジェ(3)
2007年 02月 11日

今日は、会場で見つけた、ちょっと変わったシャンデリアとか、気になったシャンデリアの話をしましょう。

写真(下)はバカラの新作、今までのバカラのシャンデリアよりは少し小ぶりになっている、明らかに一般住宅の大きさを意識していると思うが、きっととんでもなく高価だと思うので、購入できるのは一部の幸せな人達だけだろうと思う。

写真(左)は、そのアップした写真

写真(右)は、珍しいチューブのシャンデリア。半透明の白いファイバーを編んだチューブの中に光源が入っている。一瞬何かと思った。でも美しい。

まだ、まだ変り種のシャンデリアは会場に沢山展示されていた。これを見ても、まだまだシャンデリアの時代はヨーロッパでは続きそうだし、日本もこれからもっとシャンデリアが一般的にインテリアの中に入り込むだろうと考えてます。

しかし、シャンデリアと一口に言っても、いろいろなデザインの可能性があるものだと、つくづく感心した。

投稿者 nabe : 16:22 | コメント (0) | トラックバック(0)

TITLE:メゾン・ド・オブジェ(2)
2007年 02月 10日

前回のシャンデリアの話とも密接な関係がある話です。

ここ5年くらいのサローネでも、次第にその色が濃くなってきている「ウォーム・テースト」の流れがあります。一時、私もこのトレンドを少し誤解していて「モダン・バロック」という言葉を使っていましたが、どうも今回のトレンドはそんな一つの言葉では言い切れない多様性を持っていると考えています。

そのトレンドの一つに「脱工業製品」という言葉がいいかどうか分かりませんが、大量に生産されているものに対しての嫌悪感があるように思います。

「バウ・ハウス」のアンチ・テーゼとして「メンフィス」が生まれたように、ミニマル・デザインという「美しい」のだけど、形状そのものは「工業製品化」しやすく、実際に大量に安価に生産され、市場に溢れる製品ではなく、もっと自分らしいもの、誰もが持ってないものを求める市場が生まれてきていると感じています。

余談になりますが、スタルクの樹脂の一体成型の椅子「TOY」はデザインだけでなく、その価格が衝撃的だったのですが、あまりに大量に販売されたせいか、カフェとか、特に美容院にこの「TOY」が溢れたのを見たときには、思わず苦笑しました。その後もスタルクや他の有名デザイナーもこの手を椅子を出し続けましたが、最近では新作はあまり見ないようになりました。

http://shopping.yamagiwa.co.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=A-939AD2916


いま生まれつつあるプロダクトは、どんな製品なのでしょうか。
いろいろな側面があると思いますが、今回はまず「アートへの回帰」という動き、、でもアートは高価過ぎるので、アートの匂いのする製品、そして、ハンド・メイドの製品、もしくはハンドメイドの匂いのする製品、、この二つ切り口からメゾン・ド・オブジェで見つけた製品をを取り上げてみます。

写真(右)はアレッシーの新作の籠、、デザインは言わずと知れたカンパーナ兄弟。アレッシーもステファノ・ジョバンノーニ的なポップな製品からの方針転換か?エドラのワイヤー・の椅子と同じように、とても工業製品とは思われないけど、アレッシーだから量産製品なんでしょうね。でも、一体、どうやって量産するのだろう?? 不思議!!

エドラのワイヤーのソファ
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=293549919&owner_id=5661208


写真(左)はハンド・メイドの椅子。刺繍がカワイイ
一つ、一つ丁寧に職人によって仕上げられていると思われる。

写真(右)は机、、これは何風というのだろう?中近東風というのか? インド風といえばいいのか?でも美しい。これは欲しいと思った。これも、ハンド・メイドの匂いがする。

これはほんの一例ですが、前回書いたように「シャンデリア」が会場に溢れていたり、量産メーカーとアレッシーさえも、量産がしにくいデザインの製品を発売してくる時代になってきたようです。

投稿者 nabe : 10:25 | コメント (0) | トラックバック(0)

TITLE:メゾン・ド・オブジェ(1)
2007年 02月 7日

資料の整理も付いたので、メゾン・ド・オブジェについて、ボチボチ報告します。

「ミニマルの終焉」と「デコラティブの時代」という話はここ5年くらいしているので、最近ではこのトレンドを日本でも実感として感じる人が増えてきたと思います。

当初「デコラティブ」を「モダンバロック」という言葉を使ってましたが、どうもこのトレンドはもう少し広範囲に広がるだろうと感じるようになり、「ウォーム・テースト」という言葉に置き換えて話しています。

このトレンドの先駆けとして3年前に「キッチンにシャンデリア」をというプレゼンテーションを行い、キッチンに似合うシャンデリア「クランカー」を発売しました。発表してから大反響を呼び、まさに爆発的に受注を戴き、当初はお客様に数ヶ月お待ち戴くという事もありました。マスミクのあんずパパの施工現場でも実際にこのクランカーを使っているキッチンの施工写真が彼の日記に上がっています。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=306047369&owner_id=5916438

最近では、若者向けのインテリア・ショップから、高級照明店まで、シャンデリアの展示が増えてきてるのは気がついて見えると思います。

ヨーロッパでもこのトレンドは益々顕著になってきて、今回のメゾン・ド・オブジェには、今まで見たことない数のシャンテリアの展示ブースがありました。

トレンドは、もう明らかに「ミニマルの終焉」であり、「ウォーム・テースト」の時代になってきました。

しかし、日本ではいろんな住宅雑誌を見ても「ミニマル」という枠から一歩も踏み出てないインテリアが殆どです。これから、日本の住宅のインテリアも急激に「ウォーム・テースト」に移行するだろうと考えています。

写真はメゾン・ド・オブジェの会場全景です。写真だと会場は少し小さく見えますが、扇状に奥に広がっている会場なので、全部をざっと見るだけでも2,3日はかかるという広大なものです。場所はシャルル・ドゴール空港から一駅パリに向かったところで、パリ市内からだとタクシーで20分程度です。

写真(左)と写真(右)は会場で見かけたシャンデリアです。写真からはなかなか判別しにくいかもしれませんが、クリスタル・グラスではなく、本物の水晶を使ったシャンデリアです。私も、こんなのは始めて見ました。(写真を拡大して良く見てください)

凄いの一言です。

価格は、日本に持ってくるとすると、(2)は市価で400万円、(3)だと700万円の価格が付くと思います。

シャンデリアも、今まではなかなかいい物を探すのが難しかったのですが、これだけ会場にシャンデリアが溢れてくると仕入れはかなり楽でした。それと、この水晶のシャンデリアのように、今まで想像も付かないようなシャンデリアを見ることができました。

そういう意味からも、今回のメゾン・ド・オブジェは興味深かかったです。


余談ですが、今週末に「神戸ショールーム」がオープンします。三宮の旧居留地の東で、大丸から徒歩で5分もかからないので、旧居留地や中華街にお買い物の節はぜひお寄り下さい。

 住所 神戸市中央区伊藤町106番地
    ライオンズ・タワー神戸旧居留地1F
    078-326-2680

8日は私も午後からここにいます。

投稿者 nabe : 13:23 | コメント (0) | トラックバック(0)