TOYO KITCHEN STYLE
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TITLE:ようやく辿り着いたポンピドー・センター
2010年 02月 8日

 以前からポンピドーセンターに行ってみたいと思ってはいたのだけど、何故か機会がなくて実は一度も行った事がなかった。ともかくパリというより世界の現代アートのメッカと言っても過言ではないポンピドーセンター、ようやく行く事が出来た。


 正式名称は「ジョルジュ・ポンピドゥ国立美術文化センター」、レンゾ・ピアノとリチャード・ロジャースが設計し1977年に開館した。

 写真を見ても分かるように、建築途上の足場をそのまま残したようなイメージの不思議な建築物。こんな建物がパリの街並には似合う筈がないと思うけど,建物の前に立ってみると、これが妙にパリの街並に溶け込んで見える。

 パリの美術館はフラッシュをたかない限り撮影は自由なので、収蔵品を自分のカメラに収めアルバムにするという楽しみもある。ポンピドーセンターも例外ではなく、館内の収蔵品の撮影は自由だった。


 ポンピドー・センターの展示品は本当に多義に渡っている。

 比較的分かり易いピカソ(左)や、マチス(右)もあれば、現代アートには疎い私には聞いた事がない作品から、ともかく幅広い収蔵品に驚かされる。



 こんな不思議な黒子のような像が並んで座ってたり



 吉岡徳仁が「セカンド・ネイチャー展」で発表した「ヴィーナス-結晶の椅子」の発想はここから得たのではないかと思われる展示があった。「有刺鉄線の塩ランプ」という名称が付いてた。鉄条網を様々な模様に展開させ、死海に沈めたあと、砂漠の太陽の元にさらした作品らしい。

 作家の名前はSigalit Landau/シガリット ランダウ

 彼の作品は他にも展示されていたので、興味のある方はぜこポンピドーセンターを訪問して下さい。


 絵画や造形だけでなく、近代家具も多数展示されていた。

 写真左はご存知コルビジェのソファー、右はアイリーン・グレイの収納ワゴン


 展示品の中にはジャン・プルーヴェのブレハブの家まで展示されていたのには驚いた。

 ポンピドーセンターは1914年から現代に至るアート作品の展示が行われている。アートも現代に近くなればなるほど、「アートの境界って何?」という思いに捕われてくる。そういう意味では自分が持つ常識という垣根をいとも簡単に飛び越えてしまったような、目眩にも似た感覚に襲われる。

 ロン・アラッドだと思うけど、「アイデアに困った時にはポンピドーに行く」と言ったそうだけど、確かにここは「常識を超越したアイデアの宝庫」ということが言えると思う。

 

投稿者 nabe : 15:23 |コメント (0) | トラックバック (0)

TITLE:スタルクのメゾン・ド・オブジェでのインタビュー
2010年 02月 6日

メゾン・ド・オブジェでのXO社のブースで新製品「ミミン」の展示を期に、スタルクがインタビューを受けている様子がYoutubeに上がってます。





インタビューはフランス語で、英語の字幕が付いていますが、自分なりの日本語の訳を以下に付けておきましたので、興味のある方は読んでみて下さい。

えっっ、日本語訳の方が分かりにくいって、、はい、、そこまで分かる方は英語の字幕ほうを見て下さいね(笑)

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質問は「我々に何が欠けているのか?」
そして私は、他にその質問を問いかけていたので既に自分自身で
答えられると思っています。
それぞれの行動にはその時間があり、それぞれの時間にはその
行動があります。
だから我々は、それにふさわしい行動を創造しなければなりません。
すなわち、予定より早く、人々が本当に必要としている行動、
我々全てが本当に必要としている行動ということです。
それが、私が現代のデザインについて非常にたくさんのことを
自問自答する理由です。
現代のデザインは、私たちが直面している全ての優先事項、挑戦、
驚くべき緊急事態に、十分知的に、十分強く、十分迅速に対応
できるのでしょうか?
結局、どんな行動をとれば?
我々は決して忘れてはなりません。あらゆる行動、あらゆる
プロジェクト、あらゆる物体は、壮大な変化の歴史の、偉大な
イメージの一部であると考えられなければならないことを。
40億年前にはバクテリアがいました。その後に魚、かえる、
サル、偉大な類人猿。そして、40億年後、太陽が爆発し、
我々が崩壊した時、全ては消滅するでしょう。
全ての人類の行動は、この進化のスピードに貢献しているに
違いありません。
文明のスピードと質をコントロールする為に今まで何十億もの
人間が行ってきたこの並外れた仕事を続けるため、今、
我々に何が欠けているのか?
それは行動?実態のない行動?
それは残念ながらプロジェクトと物体に姿を変える行動?
物質を作り出すことはいつも、過ちの入り口であることを
覚えていなくてはなりません。
何よりも、それが重要な本当の行動。
今日、許容できるであろう唯一の物体は、他が失ってしまった
非常に強い政治的表現、兆しは見えないが新しい経済の現実、
現時点では少しファッショナブルなのでいくつか出てくるかも
しれないエコロジーの現実、又は、新しいセクシャルアイデン
ティティー(性同一性)を持った物体なのでしょう。
今日、私はそのようなものを何も見ません。
しかし、それは、すべきではないものは何もないという事では
ありません。 それを再発明する必要はないという事です。
我々は、再び熱くならなければなりません。
我々の前には、創造の新しい価値や新しい方法をもたらす、
新しいテリトリーがあります。並外れた豊かな土地の前に
我々はいます。しかしそれは我々が思っているものではあり
ません。今日我々が持っているものでもありません。
だから私は自分自身に繰り返し問いかけます。
我々に、何が本当に欠けているのか?
///////////////////////////
デザインとは哲学なのでしょうか??

投稿者 nabe : 21:39 |コメント (0) | トラックバック (0)

TITLE:スタルク & カリム・ラシッド at「 XO」
2010年 02月 5日

 フィリップ・スタルクとカリム・ラシッドがXO社のブースを訪れた時の写真をXO社が送ってくれました。

 まず フィリップ・スタルク



 さすが渋い














 続いてカリム・ラシッド



 ビンクのスーツが凄い


投稿者 nabe : 15:52 |コメント (0) | トラックバック (0)

TITLE:マルセルワンダーズとパカラ
2010年 02月 4日


 今年のバカラはマルセル・ワンダーズとのコラボレーションでのプレゼンテーションでした。 (ちなみに、昨年はハイメ・アジョン)
















 バカラ・ブースの全景です。

 中央に並べて置いてあるのが,今回のマルセル・ワンダーズの作品です。

 昨年のハイメに比べるとちょっと大人しい感じはしましたが、足の一部に下の写真のようなマルセル・ワンダーズのデザイナー・アイコンがありました。




 デザイナーも作品だけで主張するのではなく、他の方法でもデザイナーのアイデンティティーを外に向かって表現する時代と言われています。ハイメは山高帽を被って、ステッキを持った自身の写真を常に露出してます。マルセル・ワンダーズはデザイナーそのものをアイコン化するというのは、まさに画期的な発想だと思いました。


 クリスタルの他に、動物をスメージしたキャンドル・スタンドも発表されていました。

 クリスタルより、こっちの方がマルセル・ワンダーズらしいと思いました。


投稿者 nabe : 15:20 |コメント (0) | トラックバック (0)

TITLE:ハイメ・アジョンの箸置き
2010年 02月 3日

 リアドロからハイメ・アジョンの熊さんの置物というか、展示は箸置きになってたので、箸置きなのかもしれないけど、ともかくカワイイ
(ちょっとメディコムのベアブリックに似てるけど、どちらが先なのかは知らない)


 同じ熊で、ガラスのドームの中に入った置物も展示してあった。

 このハイメ・アジョンの熊、最後の日に行ったポンビドーセンターのミュージアム・ショップにも販売されていたので、ヨーロッパでは結構有名なモチーフのようです。



投稿者 nabe : 12:52 |コメント (0) | トラックバック (0)